マレーシア⑦ 同日

ホテルの最寄り駅、ブギッビタン駅に着いた。ここが一番クアラルンプール(以下

KL)で繁華なところらしい。

ホテルまで歩いて行き、ここらへんだろうとキョロキョロしていると、

「マッサージ!マッサージスルナ!」

と声がかかる。

「こちらはホテルを探してい。。。」

と話そうとした瞬間、スコールが来た!

なんというタイミングw

 

雨宿りのために軒先に入る→マッサージしていけ→店内へ

 

という完璧なコースが、スコールのせいでできあがってしまったw

しかし、これもまた縁なのだろう。5リンギット(150円ほど)値切って安くしてもらい、マッサージをしてもらうことにした。ミャンマー出身という、若い女性が足の裏をていねいにやってくれた。値切って悪いことをしたように思ったw

 

ホテルにチェックインした。スカーフをまいたイスラムの女性が受付をしていたので、すこし驚いた。ごくごく普通の、チープなホテルだった。

昼食をとり、散歩をした。やはりKL一番の繁華なところだけあって活気がある。日本でいえば、銀座と渋谷を合わせたようなかんじだろうか。

しかしショッピングには興味のない私はとくになにかすることがあるわけでもない。ホテルに戻り休むことにした。

 

8時に再び出かけた。飲み屋街、マッサージ街、ショッピング街と練り歩く。強引な営業を笑って冷やかしながら、生演奏をしているパブに入った。

以前のベトナムでもそうだったのだが、ここマレーシアでもいろいろなバーでライブをしていた。日本よりもはるかに敷居が低いし、ミュージックチャージもとられない。しかも演奏レベルもかなり高いのだ。

私の好きなロックやポップスの有名曲が演奏される。ゼペリンの天国への階段。クイーンのアンダープレッシャー。ちょくちょく現地の人と話したり、絡んだりする。居心地の良いところだった。日本にも、こういう店がもっとたくさんあればいいのにな、と考えたりしながら、KLの夜は更けていった。